検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 11 件中 1件目~11件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Variation of half-life and internal-conversion electron energy spectrum between $$^{235m}$$U oxide and fluoride

重河 優大*; 笠松 良崇*; 安田 勇輝*; 金子 政志; 渡邉 雅之; 篠原 厚*

Physical Review C, 98(1), p.014306_1 - 014306_5, 2018/07

 被引用回数:4 パーセンタイル:35.62(Physics, Nuclear)

$$^{235m}$$Uの半減期は化学的環境に依存して変化することが報告されており、本研究では、初めて$$^{235m}$$Uの半減期と内部転換電子エネルギー分光を同一化学的環境下で測定することに成功した。$$^{235m}$$Uの酸化物とフッ化物の試料について測定を行った結果、酸化物に比べフッ化物の半減期は短くなることが観測された。密度汎関数法を用いて内部転換電子エネルギースペクトルのピークを帰属した結果、価電子の化学結合特性の違いが半減期の変化に影響を与えていることが示唆された。

論文

Observation of iron silicide formation by plan-view transmission electron microscopy

五十嵐 慎一*; 原口 雅晴*; 相原 純; 齋藤 健*; 山口 憲司; 山本 博之; 北條 喜一

Journal of Electron Microscopy, 53(3), p.223 - 228, 2004/08

 被引用回数:4 パーセンタイル:24.19(Microscopy)

固相反応に伴う鉄シリサイドの形成と相変化を、透過電子顕微鏡を用いた平面観察により検討した。実験では、超高真空中にて室温でFeをSi(100)基板上に蒸着させ、その後、試料を電子顕微鏡内にて673-1073Kの温度範囲で段階的に昇温した。673Kでの加熱により、まず多結晶質のFeSi細粒が観察された。さらに973Kへと昇温するに伴い、細粒同士が合体を始め数100nmサイズの多結晶$$beta$$-FeSi$$_2$$が形成されることがわかった。こうした相変化は同時に行った電子エネルギー損失スペクトルの測定によっても確認された。

論文

Head-on injection of a high quality electron beam by the interaction of two laser pulses

小瀧 秀行; 益田 伸一; 神門 正城; Koga, J. K.; 中島 一久

Physics of Plasmas, 11(6), p.3296 - 3302, 2004/06

 被引用回数:100 パーセンタイル:93.44(Physics, Fluids & Plasmas)

レーザートリガーによる極端パルス電子発生は、オプティカルインジェクションとして知られている。高品質の電子ビームを発生させるため、2つのレーザーパルスの衝突型のオプティカルインジェクションについて研究した。これについての理論解析及び粒子シミュレーションを行い、数%という低エネルギー分散で10fsの超短パルス、1mm mrad以下の低エミッタンスの高品質電子ビーム発生を見いだした。この理論解析とシミュレーション結果は非常によく一致し、これにより、高エネルギー高品質電子ビーム発生の可能性を示唆することができた。

論文

Commissioning of surface chemistry end-station in BL23SU of SPring-8

寺岡 有殿; 吉越 章隆

Applied Surface Science, 169-170, p.738 - 741, 2001/01

 被引用回数:68 パーセンタイル:92.03(Chemistry, Physical)

SPring-8に建設された原研軟X線ビームラインBL23SUに設置される表面反応分析装置(エンドステーション)の設計及び基本的な性能について現状を報告する。本装置は主に表面反応分析室、表面構造分析室、ビームモニタ室、超音波分子線発生器から構成される。表面反応分析室では電子エネルギー分析と質量分析の予備実験結果を紹介する。表面構造分析室ではサンプルのクリーニングとその後の表面分析(LEED/AES)について述べる。ビームモニタ室については差動排気の達成度を報告する。超音速分子線発生器ではN$$_{2}$$及びO$$_{2}$$分子線を発生させ、差動排気の達成度や化学組成の質量分析結果を報告する。本報告では以上の基本的な性能が表面反応ダイナミクスの研究に不可欠であることを強調する。

論文

Relaxation of electron energy distributions and population inversion in optical-field-ionized plasmas

匂坂 明人*; 永島 圭介; 山極 満; 的場 徹; 宅間 宏*

Inst. Phys. Conf. Ser., (159), p.289 - 292, 1999/00

高出力の極短パルスレーザーを用いたX線レーザーの発振方式として光電界電離(OFI)方式がある。特に再結合型の場合、基底状態への遷移が可能なため、短波長化に有利である。このときの電子エネルギー分布は、非マクスウェル分布となっており、X線レーザーの反転分布に大きく寄与する。本研究では、OFIプラズマ中での電子エネルギー分布に注目し、分布関数の緩和過程と反転分布密度の関係を計算により評価した。水素様ヘリウムの場合において計算したところ、初期の電子分布は逆制動放射による等分化の影響を受けるが、非マクスウェル性は残っている。その後の電子-電子衝突による緩和過程をフォッカープランク方程式を用いて計算したところ、速い時間での緩和が確認された。このことからOFIによるX線レーザーの反転分布において、緩和過程が重要であると結論される。

論文

Studies of ejected-electron spectra arising from O$$^{6+}$$-He, Ne, Ar and N$$^{5+}$$-He, Ne, Ar, collisions

北澤 真一; 家村 一彰*; 大谷 俊介*; 小出 美知*; 鈴木 洋*; 関口 雅行*; 高柳 俊暢*; 脇谷 一義*; 町田 修一*

Phys. Scr., T73, p.207 - 208, 1997/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:19.23(Physics, Multidisciplinary)

He様イオン(O$$^{6+}$$とN$$^{5+}$$)と希ガス原子(He,Ne,Ar)の衝突によって生じる電子のエネルギースペクトルは、高い分解能の0度オージェ電子分光によって測定された。これらの多価イオンは、5~25kVの電位差で、ECRイオン源から衝突チェンバーへ導入される。測定される電子は、標的と2電子移行衝突によって生じた2電子励起Be様イオンから放出される。2電子励起状態の3重項は、O$$^{6+}$$-NeとN$$^{5+}$$-Ar衝突によって選択的に生成された。

論文

Total absorption calorimeter for medium-energy electron beam calibration

須永 博美; 田中 隆一; N.M.Ali*; 四本 圭一

Radiation Physics and Chemistry, 46(4-6), p.1283 - 1286, 1995/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:43.19(Chemistry, Physical)

1~5MeV程度の中エネルギー領域の電子線のエネルギー校正や実用線量計の感度校正を行うためには、高精度で求めたエネルギーフルエンスデータが有用である。この測定のために用いる全吸収型熱量計の開発を進めた。熱量測定の方法は、熱量計が一定速度で放射線場を移動し、その後の放熱に伴う温度の低下曲線を外挿することにより、吸収したエネルギーの値を求める方式とした。検討を行った要点はこの熱量計の構造、寸法、材質であり、その結果ガードリングを備えた構造とし、直径40mmの吸収体を用い、材質は後方散乱補正の小さいグラファイトとした。また温度センサーとしては微小形状で、精度の高い方式と考えられるサーミスタを用いた。

論文

Electron energy loss spectroscopy in Ba$$_{2}$$YCu$$_{3}$$O$$_{7}$$ superconductor

白石 健介; 伊藤 洋

Advances in Superconductivity III, p.79 - 82, 1991/00

超電導体Ba$$_{2}$$YCu$$_{3}$$O$$_{7}$$の電子エネルギー損失スペクトルを透過電子顕微鏡内での電子線照射による結晶組織の変化と対応させて調べた。入射電子線のエネルギーを200keVにすると、スペクトルの測定中に欠陥集合体が生じ、測定を繰り返すと酸素濃度及び試料の厚さが減少する。しかし、酸素のK吸収端周辺の微細構造は充分観察できる。すなわち、輝度を大きくして数回スペクトルの測定を行なった後でも、536eVの吸収端の低エネルギー側にある528eVのピークは明らかに認められる。さらにBaの786及び801eVのピーク及びCuの935eV付近のピークは電子線照射によってそれほど影響を受けない。入射エネルギーを200keVにすると、100keVのものに比べて質の良いスペクトルが容易に得られるので、Ba$$_{2}$$YCu$$_{3}$$O$$_{7}$$の酸素のK-吸収端周辺の微細構造の結晶方位依存性の研究に利用できることが期待される。

論文

Dynamic behavior of bubbles and blisters in aluminum during helium ion irradiation in an electron microscope

古野 茂実; 北條 喜一; 出井 数彦; 神垣 信生*; 紀 隆雄*

Journal of Nuclear Materials, 155-157, p.1149 - 1153, 1988/00

 被引用回数:28 パーセンタイル:90.55(Materials Science, Multidisciplinary)

電顕に付設したイオン照射装置と動的観察装置を用いて、He$$^{+}$$イオンを照射しながら、アルミニウム中に形成されるバブルおよびブリスターのその場の観察を行った。室温照射では、バブルの成長、合体は認められないが、300$$^{circ}$$C照射の場合、フラックスのいかんに係わらず、照射量が10$$^{1}$$$$^{7}$$ions/cm$$^{2}$$を越える頃からバブルの成長が急速になり、合体し、破裂する。その破裂跡に再びバブルが形成され、成長、合体、破裂する。以上の過程をくり返すことを明らかにした。また電子エネルギー損失分析装置を用いて、バブル中のヘリウムガスの濃度を測定した。以上の結果を報告する。

報告書

高崎研2号加速器(3MeV,25mA電子加速器)の概要と電子線出力特性

須永 博美; 水橋 清; 四本 圭一; 田中 隆一; 田村 直幸

JAERI-M 82-142, 32 Pages, 1982/10

JAERI-M-82-142.pdf:1.18MB

昭和53年3月に高崎研究所に設置した電子加速器"Dynamitron"について、装置の概要と電子線出力特性の測定結果をまとめた。この加速器は高電圧発生回路に、優れた負荷特性を有する並列給電方式多段整流昇圧回路を用いた装置で、出力範囲は、加速電圧1.0~3.0MV、ビーム電流0~25mAで、最大走査幅は60cmである。電子線出力特性として、電子エネルギー校正を3つの方法で行うとともに、電子流蜜度分布、試料中の深部線量分布を測定した。その結果をもとにして加速器の運転条件を決定し、線量率、線量率分布、照射処理速度などの出力データを照射パラメーターとしてまとめた。

報告書

$$gamma$$線,電子線に対するCTAフィルム線量計の線量校正

田中 隆一; 四本 圭一; 田島 訓; 河合 視己人; 水橋 清; 景山 英一

JAERI-M 5608, 32 Pages, 1974/03

JAERI-M-5608.pdf:0.93MB

大線量領域における$$^{6}$$$$^{0}$$Co-$$gamma$$線と1.5MeV電子線に対するCTA(三酢酸セルロース)フィルム線量計の較正について述べた。$$gamma$$線、電子線の両方に対して各々2つの方法による測定結果は、定数の不確定さや実験誤差の範囲ではよい一致をみた。線量計の較正定数は$$gamma$$線、電子線の間では異っており、線量率依存性があることがわかった。測定結果に対するいくつかの補正およびそれに関連する確定要因についても議論された。

11 件中 1件目~11件目を表示
  • 1